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二の補数とは

二の補数(2の補数)は、デジタル回路やコンピュータの計算において、負の整数を表現するために使われる方法の一つです。また、減算を加算で表現する際にも便利です。二の補数表現は、符号付き整数の計算を簡単にするため、現代のほとんどのコンピュータで採用されています。まず正の数を負の数に変換するには、元の数のビットをすべて反転(0を1に、1を0に)します。 反転した結果に1を加えます。同様の手順で負の数を正の数に戻す事も可能です。こういった事が出来るのは、CPUにより使えるビット数が限られているからです。2の補数を使うと、通常のバイナリ加算と同じルールで負の数の計算もできる ため、特別な減算回路が不要になります。

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